真性包茎の治療の流れ―局所麻酔をする

投稿者: | 2021年9月1日

真性包茎に行われる治療とは?

真性包茎は勃起時に亀頭が露出しない状態を言います。
原因として考えられるものは、包皮の開口である輪の小ささということがあります。
つまり亀頭に覆いかぶさっている皮の開口部が、ひっかかって剥けないということです。
程度にもよりますが、勃起していない状態でも全く剥くことができないこともあります。
万が一亀頭が出てしまった場合に、勃起してしまって圧迫されるようなトラブルが発生します。
この場合は緊急で切除が必要となります。

このように真性包茎は、最悪の場合、危険な状態になる恐れがあります。
そのため治療で行われる手術は保険が適用できます。
手術の方法としては、背面を切開するものや、環状に切除するような方法があります。
これについても包皮の状態によって検討されますが、背面切開で行われることが一般的です。
背面とは、陰茎の下側、つまり本人が見ることが難しい方を言います。
普段も下に隠れるので傷口は目立ちません。

真性包茎の手術で行われる麻酔とは?

手術と効くとベッドに寝て、口にマスクのようなものをかぶせて意識が遠くなるような麻酔をしてから行われるようなイメージがあります。
そのような全身麻酔が行われるのは、ごく一部です。
意識をなくしてしまうような麻酔はとてもリスクが大きいので、基本的には安心な局所麻酔で実施されます。
局所麻酔とは、治療するその部分だけ感覚を麻痺させるもので、意識はしっかりしています。

真性包茎で行われる手術においても局所麻酔が行われます。
最近では無痛であることを重要視して、段階的に麻酔を行うような医療機関もあります。
負担の少ない方法で初めて、必要な場所すべての感覚がなくなるまで、ゆっくりと準備して行います。
この方法では患者は痛みを感じることなく、手術を受けることが可能です。
痛い思いをするのは誰もが嫌なはずですから、このような対応はとても安心と言えます。
医療機関を選ぶときには、どのような麻酔を行うのかを確認しておきましょう。

まとめ

手術は身体に何らかの影響を与えます。
特に切開や切除を行うときには痛みを伴います。
無痛にするためには麻酔をうまく使って、感覚を麻痺させるしかありません。
真性包茎の場合、感覚が鋭い陰茎にいろいろな施術が行われるわけですからとても痛そうです。
注射の針だけでも、不安になりますが、対応する医療機関ではその痛みも最低限にして行ってくれるところもあります。
絶対に痛い思いをしたくない人は、その点を重点に医療機関を探すと良いでしょう。

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